キャバクラで働くと、お給料の明細を見て「あれ？」と思う女の子が多いです。
なぜなら、自分が計算していた出勤日数や時給、指名料や同伴料のトータルより実質の支給額が少ないからです。
そしてよく見ると、明細には「所得税」「厚生費」など見慣れない文字が…。
これってどうして引かれているのでしょうか。
今回は、キャバクラで引かれることのある控除（通称：引かれもの）について詳しくご紹介します。
キャバ嬢の源泉徴収の仕組み！給与から引かれる所得税の割合は？
キャバクラのお給料から必ず引かれるものに、所得税があります。
これはお店がキャバ嬢に代わって国に納めてくれる所得税が引かれています。
毎月の給与から一律で10.21%の所得税を差し引くことを、源泉徴収と言います。
お給料全体の10％って結構な割合ですよね(笑)
夜職ならではの引かれ物！厚生費の相場やお金の使い道を知ろう
キャバクラや会員制ラウンジなど水商売業界特有の引かれものとして有名なのが、こちらの厚生費。
厚生費は、簡単に言ってしまえばお店の備品や設備の使用料金です。
キャバ嬢もしくはお店の運営のために必要な備品や設備をそろえるのに、厚生費を集めるお店があるのです。
お店によっては「雑費」と記載することもありますし、厚生費自体引かないお店もあります。
お店ごとのさじ加減で決まるのが厚生費なので、金額もお店によって異なります。
相場は500円～1,000円程度です。
キャバクラごとに金額が変わるヘアメ代！料金相場と支払い方法を知っとくと安心
使ったら引かれるものシリーズ1つ目になりますが、ヘアメ代は有料の場合お給料から天引きされます。
天引きするお店の多くはお店にヘアメイクさんがいて、お店でヘアメができるタイプのところですね。
ヘアメ代は1回500円～1500円が相場。
私のいたキャバクラは外部の美容室と提携だったので、天引きではなく都度払いで、経費にするため毎回領収書をもらっていました。
使ったら引かれる送迎代！タクシーの半額以下だからお金が貯まる
キャバクラやラウンジは夜遅くまで働いた子のために送迎があります。
こちらも使った分だけ引かれる引かれものですが、送迎を利用すると、1回いくらという形で送り代がかかるのです。
お店によって送り代は500円～3,000円と設定が幅広く、距離が長い場合は別途徴収されることも…。
ただ、基本的にタクシーを使って帰るよりはお得になるよう値段設定されています。
キャバクラの引かれ物は種類や金額はお店によって違う！働く前に必ずチェック！
キャバクラのお給料は時給×出勤時間＋バックがすべて自分のものになるわけではありません。
所得税や厚生費を引くお店は多いですし、ヘアメや送迎は無料のお店もありますが圧倒的に有料の場合が多いです。
自分の働くお店の引かれものがどうなっているかは、入店前に必ず確認しましょう！
あまりに引かれものが多い、割合が高いお店は悪質な場合があるため注意が必要です。
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