ラウンジ嬢だってただの女の子。時にはお客さんを好きになってしまうことだってあります。
今回は、ラウンジ嬢がお客さんに恋をしたきっかけやエピソードをまとめてみました。
恵比寿のラウンジ嬢が好きになったキッカケは「彼の一途さ」
恵比寿のラウンジで働いていた頃、私の出勤日に合わせて毎回来てくれるお客さんがいました。
その方は40代でバツイチの経営者。私は当時20代前半でしたが不思議と話が合って、お金持ちなのに気さくで穏やかな人でした。
ほとんどが一人での来店だったのですがしつこく口説いてくることもなく、店外デートやアフターに誘われることもありませんでした。
毎回ワインを飲みながらたわいのない話をしているうちに、この人と付き合ったら楽しいだろうなと思うようになっていたんです。
結局その人とは1年間ぐらいずっと私の出勤日に合わせて来店してくれて、そのうち私の方から「今度ご飯行きませんか?」と誘ってデートすることに。
そこで「あ、やっぱりこの人のこと好き!」と確信して、ラウンジをやめて付き合って同棲をはじめました。
やっぱり女の子って、ずっと尽くしてくれる人にだんだん心が傾くと思うんです。
口説きたくて派手にお金を使ってくれるお客さんもいたんですけど、そういう人って落とせないとすぐ他の女の子に行っちゃうので…。
自分のことだけをずっと一途に追いかけてくれる男性って、お客さんであってもやっぱり素敵だなと思うし、フィーリングが合えばだんだん好きになっちゃうと思います。
西麻布のラウンジで1度席に着いただけなのに。そこから始まった嘘のような恋愛
ガールズバーから西麻布のラウンジに移籍して、出勤初日に指名をしてくれたお客さんのことを好きになってしまいました。
席についてすぐ、ガチガチに緊張していることを見抜かれてやばい!と焦ったんですが、その人は「入店祝いにシャンパン飲もう」って、指名してシャンパンを入れてくれたんです。
そのお店は場内指名だとシャンパンの売り上げがつかないお店だったんですが、飲み慣れているお客さんだったのでわざわざ本指名に切り替えてシャンパンをおろしてくれたので本当に嬉しくて。
その日は楽しく飲んで終わったんですが、
その後も何回かお店に顔を見に来てくれて、その度にシャンパンをおろして頑張ってねって応援してくれたんです。
その人は結婚していて奥さんと子供もいる人だったので、好きって気持ちは伝えられず私の片思いで終わってしまったんですが、後にも先にもお客さんを好きになったのはその人だけ。
西麻布のラウンジで飲み方がキレイで本当に優しい人ってそんなに多くはないので(笑)かなりレアな人に指名してもらったなと今でもたまに思い出すことがあります。
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