ナイトワークに関連する「ビンダ」という言葉をご存じでしょうか？
キャバクラやホストクラブで使われることの多いこちらの用語ですが、本当はおすすめできないハイリスクなパフォーマンスです…。
今回は、ビンダの由来や危険性について、実際にビンダで大変なことになった現場を見た私が解説したいと思います。
キャバクラ・ホスト用語【ビンダ】の意味と由来を簡単解説！
夜職で働いていると耳にすることのある「ビンダ」。
簡単に言うと、シャンパンのボトルに口を付けてそのまま一気飲みをすることをビンダと呼びます。
なぜ一気飲みがビンダと呼ばれるようになったかは諸説ありますが、シャンパン一気をする際にブルーハーツのリンダリンダをコールで歌い、「ビンダビンダ」と替え歌にしたのが由来だと言われているようですが…。
私が勤めるキャバクラの店長に聞いてみたところ、ちょっと違った回答がありました。
店長「え？ビンダ？瓶からダイレクトの略だよね？」
私「なるほど」
リンダリンダ説と、瓶からダイレクト説があるようです(笑)
ビンダの豆知識！炭酸を抜いたりおしぼりに吸わせたりするって本当？
シャンパンのボトルに口を付けて一気飲みだなんて、普通に考えたら苦行以外の何でもありませんよね。
ただ、夜のお店におけるビンダは場が盛り上がるパフォーマンスとして人気なのも事実。
成功させるために、以下のようなちょっとした工夫をすることもあります。
炭酸がフルで入った状態のシャンパンを一気するのは地獄！
なので、事前にシャンパンに割り箸を入れて混ぜるなど炭酸抜きを行う場合もあります。
本当にボトル１本をビンダするとかなり体に負担になります。
なので、口元におしぼりを当てて「口の横から漏れるのを防ぐ」という名目で、あえて少しずつこぼしておしぼりに吸わせることがあります。
もちろんこれは人によります。
本当に、炭酸抜きもおしぼりも使わずガチでビンダする人もいます。
キャバ嬢のビンダだと、元有名キャバ嬢のエンリケさんが有名ですね。
私は見た！ビンダをした同僚キャバ嬢の受難
今私が勤めているお店では基本的にビンダはありませんが、以前働いていたお店は比較的飲み客が多く、ビンダできる女の子も数人いました。
私も数回やったことがあったのですが、ある時同僚のキャバ嬢がビンダをして大変なことになったシーンを目撃して以来、自分ではやらなくなりましたね…。
何があったのかというと、ある程度酔いが回ったところにシャンパンを下ろしてもらいテンションの上がった同僚のＳちゃん。
自らビンダすると名乗り出て、特に誰も求めていないのに一気を開始。
炭酸抜きもおしぼりも使わず本格的なビンダをした彼女…。
その後、その場で盛大なリバース。
急性アルコール中毒になることはなかったものの、現場は阿鼻叫喚でした…。
ビンダは盛り上がるけどハイリスク！無理にするのもさせるのもおすすめしない
夜のお店では、ビンダは盛り上げるためのパフォーマンスです。
しかし、シャンパンの一気飲みって冷静に考えたらかなり危険ですよね。
ぶっ倒れるかもしれませんし、そうでなくても身体に何の影響も及ぼさないなんてことは無いと思います…。
ビンダは無理にするものではありませんし、当然させるものでもありません！
夜のお店で働く皆さん、お酒との付き合い方は慎重になりましょうね。
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